令和7年税理士試験結果と考察

令和7年度の税理士試験の結果が来ました。
手ごたえ通り、消費税は合格。
法人税は不合格となりました。
働きながら税法2科目はさすがに無謀ではありましたが、それでも法人税は54点と、そこそこ戦えたのは収穫でした。
「税理士試験は大手予備校に通わないと合格は難しい」
って、いろんな人から助言をいただいたわけですが、結果として、格安の通信講座で十分だったことがあらためて分かりました。
ここのサービス>>> スタディング
通信講座のメリットとデメリット
たぶん、余計な論点を削り、合格に必要なところを集中的に学べたのが大きいかと。
リスクはありますけどね。
2年前の法人税法では、スタディングで扱ってない論点が出たらしいので。
資格大手TACの受講生が昔と比べかなり減ったと言われてます。
給料の手取りが少ない昨今、安い受講料のサービスに流れるのは自然な流れ。
そして、実際に安い受講料で十分合格できてるわけですからね。
ただ、通信講座はモチベーションの維持と学習の習慣化がわりと大変です。
実際に校舎に足を運んだ方が集中できる方はTACや大原の方がいいかもしれません。
消費税法ってわりと時間との勝負的な要素がありまして、他の受験生がどこまでできているのか気になったりします。
解くペース配分なんかも独学ではなかなか分かりづらいところがありました。
まあ、でも他の受験生の状況を知ったところで、安心材料が増えただけ、という考え方もできまして。
自己管理ができる方はコスパ重視でいいんじゃないかと。
ミニ税法受けるなら大手
あと、消費税法と国税徴収法以外のミニ税法は通信のみのサービスでは取り扱ってないことが多いのでTACや大原が良いかと。
ミニ税法ならそこまで授業料高く感じません。
例えば大原なら→高い合格実績で選ぶなら資格の大原 税理士講座
校舎もわりと多く、自習室の料金も含まれているなら納得の料金かと。
TACは10年前くらいまでは自習室も多く、学習環境としては悪くなかったようですが、最近はあまりいい評判は聞かなくなりましたね。
ただ、講師の質は業界一との評価だそうなので、ガチで受かりたい方は高くてもTACが確実かもしれません。
→TAC
まとめ
仕事と勉強の両立は難しいですが、学習ツールはかなり優秀ですので、空き時間をいかに上手く使うかが合格のカギになっていると感じました。
ただ、税法科目2科目を働きながら受験するというのは結構大変なので、直前期ではどちらかに比重を絞った方がいいかもしれないです。
僕は消費税法にほとんどの時間を投下しました。
また、通信講座と大手予備校の対比をザックリとまとめましたが、あくまで僕の感想と偏見であり、参考にすべきかどうかはその人次第かと。
得意不得意、経済的な事情など、いろいろありますからね。
逆にお金に余裕があるなら掛け持ちで受講するのもアリだと思います。
何に優先順位を置くかを考えて合理的に判断すると、後悔しなくて済むのではないでしょうか。
僕はコスパを重視しましたし、5科目すべて通信で攻略する予定です。
