自己啓発

簿記論と財務諸表論に合格しました

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税理士試験の簿記論と財務諸表論に合格しました。

 

昨年が初受験で今回が2度目の受験となりますが、

2度受験すると同じ試験でも全然違った景色に見えるものですね。

 

いろいろ気づいたことがあったのでそれをまとめます。

簿記論と財務諸表論の合格で気づいたこと

初年度は勉強期間も半年だったので全体像も掴みきれない中での受験でしたが

2度目となると人に説明できるくらい詳しくなり、

解答自体も心に余裕を持ってサクサク進められたような気がします。

 

2度の受験で感じたことはこちら

合格するために必要だと感じた事
  • 最低限の勉強時間はやっぱり必要
  • 簿記論の演習の解き直しは頻繁にやりすぎないこと
  • 財務諸表論の理論の暗記は優先順位を付けて回すこと
  • まとまった勉強時間より隙間時間の活用の方が記憶に残りやすい
  • 合格点を取るには戦略的な解答が必要

最低限の勉強時間はやっぱり必要

僕の初受験では圧倒的な勉強不足を感じました。

解答スピード、解答精度ともに合格水準に達していないことが全国模試の時点で思い知らされました。

 

仕訳のパターンなんかは頭では理解していても

それを応用問題ですぐに適応できるかというと、それは難しく

頭の中で「えーと」ってなってしまうことが多かったです。

 

もうその時点で大幅な時間のロスですし、それが焦りにも繋がってしまいます。

 

そういったことは勉強量でカバーできることが

2年目で理解できました。

 

あまり頭で「うーん」って悩まなくても延髄反射レベルで手が動くようになると

他のことにも注意が払える余裕が出てきます。

具体的には、第3問解いてる途中で第1問の解き方が閃いたりする、とかですね。

 

たぶん、脳の同時処理的な機能が働くんだと思います。

相応の勉強量が積み重なってる受験生に訪れる現象なんじゃないかな、と思います。

簿記論の演習の解き直しは頻繁にやりすぎないこと

簿記論の合格に必要なことって、最終的には問題の取捨選択なんじゃないかと思います。

解ける問題をいかに確実に解いていけるかが肝要となってきまして。

 

簿記論に受からない方って高得点を取ろうとしてるんだと思います。

真面目で素晴らしいんですが、急いで解こうとするあまり

思わぬところで足を取られる、なんてことがあるんじゃないかと。

 

簿記論に受かる人は合格点を狙うんです。

全部解ける必要はない!って理解してる人だと思うわけです。

 

そう考えると気が楽になりますよね。

 

で、簿記論の演習は、問題の取捨選択の練習の意味合いが強いと

個人的には感じてます。

 

同じ問題を何度も繰り返して解いてしまうと

出てくる問題は全部解かないと!ってなっちゃいますし

簡単な問題から難しい問題まで見境なく手を付けるクセがついてしまうという

やっかいなデメリットがあると感じてます。

財務諸表論の理論の暗記は優先順位を付けて回すこと

理論は覚えれば覚えるほど有利とはなりますが、

受験生の多くは全部覚えてるわけではありません。

 

てか、そんな暇あるなら計算力高めとけ!って話ですからね。

 

講師が重要って言った理論から順に精度を上げて覚えていくんです。

その他のマニアックな理論は出てもどーせ他の受験生も解けない。

 

合格可能性をいかに高めるか!という視点が大事ということですね。

 

まとまった勉強時間より隙間時間の活用の方が記憶に残りやすい

完全に個人的な意見ですが、勉強専念型よりも働きながらの方が

学習の密度は高いんじゃないかと思うことがあります。

 

勉強専念型の場合はその豊富な勉強時間があるがゆえに

ひたすら勉強量で勝負しようとするわけですが

勉強ばかりやってると、集中力が持たない気がします。

 

働きながら受験する場合は、勉強時間が限られる分

勉強始まると驚異的な集中力を発揮できます。

 

問題演習なんて、解いたらその場では解答解説を読まず

通勤電車とか移動時間で解説読んだり聞いたりして

視覚的に暗記するくらい集中して勉強してた気がしますw

 

一度解いたら絶対忘れない!っていう意気込みで解くと

ホント定着します。

 

上記の「最低限の勉強時間の確保」と矛盾するような感じもしてしまいますが

勉強時間を絞った方が勉強の濃さが増す気がします。

 

僕が合格てきたのも、働きながらだったからなきがするんです。

勉強できる時間についてマジで感謝できましたからね。

 

合格点を取るには戦略的な解答が必要

上記で高得点を取るのではなく合格点を狙うという話を書かせていただきましたが

その合格点を取るには過去問の分析とか、

大手予備校の全国模試を分析することが大事だと思ってます。

 

通常の演習はその学習サービスのコンテンツに沿った出題がされるため

惰性で解けてしまったりしますが

 

本試験や全国模試って少なからず、初見でビックリしますよね。

「そ、そうきたか」みたいな。

 

それを想定した準備をしておく、ということですね。

 

見たことがない形式で出題されても

直ぐ解けそうな問題を確実に取に行く、という準備をしておくことは

本番で慌てなくて済む秘訣だと思ってます。

 

次の科目は法人税と消費税にした

働きながら税法2科目ってアホなの?って思われるかもしれませんが、

直前期の少し前あたりでどちらかに重点を置く勉強の仕方にする予定です。

 

簿財で学んだ教訓として、2周目は強くてニューゲーム状態で学習ができる、というのがあります。

サラッとでも回しておく効用は非常に大きいです。

 

まあ、すでに理論がなかなか覚えきれず、すでに詰みつつありますけどw

 

もう一つの理由が実務に直結することがあります。

なんだかんだで税理士の仕事って消費税の課税区分がしっかりできて

法人税の申告書が作れることが必須になるわけです。

 

なので、税理士試験以上に得られるメリットが多く

学ぶ価値があると感じたのでこの2科目を選びました。

 

おまけ

簿記論は勉強仲間を構築する大事な科目であると思います。

この方のポストにもあるように、誰もが受験する科目ということで勉強仲間が作りやすいと感じました。

 


これから簿記論を学習される方は、チャンスがあれば情報交換できる仲間を募ってみることをおすすめします。

 

 

 

 

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