第73回税理士試験 受験
遅ればせながら、令和5年度の税理士試験をうけてきたのでご報告を。
簿記論と財務諸表論を受験しました。
簿記論
手ごたえとしてはぼちぼち。
簿記論に関しては製造業の問題が出て、Twitterではちょっとした騒ぎになってましたが、
日商簿記上がりの僕はそこまで動じることなく解けたかな、と。
ただ、やはり本試験の緊張感は半端ない!
ボロボロのテキスト広げて成し遂げた感を出してる方や直前まで電卓カタカタ鳴らしてる人もいたり、みんなこの日のために一年間勉強に時間を捧げてきたわけですから、情緒は乱れますよねw
簿記論はいかに平常心で解くかが肝な感じがしました。上記の例で言えば、電卓カタカタの人も普段からのクセであれば、わりと有効な時間の過ごし方だったのか?と後から思ったりもしましたが。
できる問題は確実に解いて、時間内に最後の問題まで一通り触れておくことが大事なのかな、と受験直前までは戦略を立ててましたが、実際始まると、結構手が止まる。
ここの自制心も問われる科目だったのかもしれません。
TAC、大原のボーダーはそれぞれ超えてましたが、全く安心ができないです^^;
財務諸表論
続いて財務諸表論ですが、今回は難易度がやたら低めの問題で、逆に不安になりました。
「こりゃ、高得点勝負になりそうだな」
と、頭フル回転させつつ、ケアレスミスをできる限りしないように注意を払う必要がありました。
理論計算ともに気をてらった出題というのはなく、基礎の積み上げで得点できる問題ばかりなので、大手資格予備校の速習生もライバルとカウントできるとか、言われてますが簿記論、財務諸表論の受験生の半分は記念受験レベル。残り半分の受験生とどれだけ勝負できるか?といった感じかと。
TACの合格確実ラインは79点となってましたが、本気で勉強してきた受験生は軽く85点以上取ってるきがします。
理論の解答の再現がなかなか難しいので自己採点しづらかったですが、ボーダーは超えてるので期待はしてます。
まとめ
仮に今回2科目とも不合格だったとしても、受験して良かったと思えます。
簿記の知識ゼロの状態から日商簿記を経て、税理士試験で戦えるレベルになれた経験は本当に尊く感じますし、企業の有価証券報告書なんかも少しずつ理解できるようになりました。
大人になっても成長できる!って実感できた1年でしたので、当ブログの読者さんにも是非ともチャレンジしてほしいです。
来年は法人税か消費税にチャレンジしようかと。